<作品説明>
手持ちの部分に凹凸(ギザギザ)を作ることで、実用性の向上を目的とした。
作ってみて
とりあえず3Dプリントをして、どのような感じか試した。大きさは制限以上で最大10センチであったが実用性で言えば適正であったが、問題点が二つ見つかった。
- 完成品をよく見るとわかるが、作りに荒い部分がある。
- 横に広すぎて使いにくい
ピンセットといえば精密な作業時に使うことが多い。毛抜き、裁縫、手術、とげ抜きなど。しかし今回試作品1をつくり感じたことは、精密なピンセット(金属製等)にかなう
ピンセット本来の性能のものはこの3Dプリンターでは作れないと結論付けた。試作品2でもこの問題点が製作の妨げとなった。
この問題点がデザイン性に長けたピンセットを作るきっかけになった。
<試作品2>
独特なピンセットを作ってみたく、この左右非対称の物をスケッチしてそれを形にしてみた。
スケッチ
試作品2の完成品
先端が細すぎて忠実に再現されなかった。左右の先端がずれておりピンセットの役割をはたさない。
先端が対照なものを次に作ろうと思えるきっかけになった。
<試作品3>
先端が対照で面白いピンセットを作ろうと思い、丸を重ね合わせたものを作った。
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試作品2の反省が生かされていなかった。先端が大きな丸だと掴みにくい。
工夫した点として、根本がしっかり屈折するようにした。
<最終作品:ストラップピンセット>
最後に思い立ち作ったのが、取り付け可能なピンセット。今まで作りたかったものとは違うが、実用性を大切にしたものになった。
説明
ベルトやリュックのストラップとして常に身につけられる、付加価値を与えたピンセット
-設計図-
まとめ
ピンセットとして使いにくさが残るため改善はできる。今回の課題で精密さに長けたピンセットは作れないと考えたため、おしゃれなものを
作ろうとしたが、最後の完成品は取り付け可能なピンセットという予想しなかったものになった。
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